2006年2月13日

アメリカから遅れることおよそ20年、最近ドイツでもようやく寿司がブームになっており、昨日は友人宅で寿司パーティーが開かれました。といっても握りずしは無理なので、ドイツ人でも作りやすい巻き寿司やちらしずし、いなりずし。魚は嫌いな人が多いので、野菜中心。ドイツで寿司の料理本を見ると、生肉をのせた握りずしなどが紹介されており、げんなりしました。ミュンヘンのある回転寿司屋では、握りずしに生のかたつむり(殻つき)がのっていたという話をドイツ人から聞いて、さらにぞうっとしました。ま、食べ物を通じた文化交流も悪くはないので、あまり目くじらは立てないようにしていますが・・・・

やはりヨーロッパではハムやソーセージなど、肉が美味しいと思います。私自身は肉が好きですが、最近ドイツ人の若い人の間でも、肉を食べない人が増えています。古い肉をスーパーなどで売っていたスキャンダルなどが明らかになったせいで、食欲を失っているのかもしれません。

また肉離れの原因には、他のニュースもあるかもしれません。

最近ローテンブルグで、インターネットで知り合った男を、合意の上で食べた男の行動が、殺人罪にあたるかどうかについて、裁判が行われていますが、記事の中の自供内容を読むとあまりに気持ち悪い内容なので、食欲をなくします。特にしばらくは肉を食べたくなくなります。現場で実況見分をしたり、この男がビデオにおさめた映像を調べたりしなくてはならない警察官や鑑識課の係官も、肉を食べたくなくなるかもしれません。